【USMシングルS7】ママンマンダミミガルド【最高レート2051】
こんにちは、キャルです。
USM初シーズンでレート2000を達成できたので、記事を載せます。
今季はママンボウを使うことにしました。並びはこちら。(以下常体)
〈構築経緯〉
USM初めてのレートということで、SM初レート(シーズン2)でも使用したママンボウを使おうと決めた※。
シーズン2で、ギルガルドがママンボウの毒および願い事と相性が良いことに気づいたので今回もギルガルドを採用。
コケコキラーのニドクイン、積みアタッカーを止め色々ごまかしの出来るミミッキュ、身代わりやカミツルギおよびボーマンダへの対策として特殊マンダも自然と採用された。
途中までラスト一枠を猫ガルーラにして回していたが、相手の低速サイクルへの崩しが足りなかったりと、中々勝てず1800帯を彷徨っていた。そこでガルーラの枠を、重かったドランや電気に選出で圧力をかけられるかつグライオンを誘ってカモれる地面Zランドロスを採用した。その後一気に勝てるようになったため、この6体でパーティ完成とした。
ここまでママンボウ中心に構築を組んできたが、ママンボウが出せないときに主に選出するミミマンダガルドの選出も強力であったので、汎用性の高めな構築に出来たのではないか。
※参考:シーズン2のパーティ↓
〈コンセプト・立ち回り〉
ママンボウ+αで相手を詰ませる。または、ガルドやミミッキュで相手を削り、マンダを通す。
〈個別解説〉
【特性】化けの皮
【性格】陽気
【実数値】131 - 142 - 100 - x - 125 - 162
【努力値】4 - 252 - 0 - x - 0 - 252
【技】じゃれつく/影打ち/呪い/守る
【調整】
最速AS余りH
ストッパー兼削り役の最速ミミッキュ。スカーフでないテテフやミミッキュの上から確実に動けるように最速とした。これにより準速ミミッキュ抜き調整のポケモン、特にマンダやガルーラの上から呪いやZを打てるのが偉かった。
技は最低限の性能を保持できるじゃれ、影は確定。初めは残り2枠をシャドクロ、剣舞としていたが、そこまで打つ機会が無かったシャドクロを呪いとした。またこのパーティにおけるミミッキュは剣舞による抜き性能を必要としなかったため、代わりとして、よりストッパー性能および削り性能を高める技として守るを採用した。これによりZを消費した後でも、呪い+守るで起点回避と削りを両立出来るようになった。相手がラス1で、こちらにミミッキュともう一体が残っているならば、呪い→守る→バック→死に出しミミッキュ守る→影うちで確実に勝つことが出来る。ミミッキュと対面して積んでくるギャラドスなどもこのムーブで皮とZを残しつつ突破することが出来る。
身代わりと違って早い相手にも確実にターンを稼げる点が守るの強みと言える。
また一応取り巻きの毒々ともシナジーがある。
PGLを見たら採用率が圏外だったが、起点回避性能の高いミミッキュの守るはもっと流行っていいと思った。
選出率≒7割の1位
・ボーマンダ@メガ石
【特性】威嚇→スカイスキン
【性格】臆病
【実数値】171 - x - 100 - 162 - 100 - 167
→ 171 - x - 150 - 172 - 110 - 189
【努力値】4 - x - 0 - 252 - 0 - 252
【技】流星群/ハイパーボイス/火炎放射/羽休め
【調整】
最速CS余りH
最速特殊マンダ。一般的な竜舞マンダと比べて抜き性能は劣るが、瞬発力や技範囲の広さ、それによるサイクル性能の高さは評価出来る。
火力はそこまでだが、やはり等倍以上を多くのポケモンに取れるのは強かった。
また特殊型は考慮されにくく、物理型と推測した相手のカバルドンバックやボルトロスバックに対してアドを取ることが出来た。
採用理由である、身代わり、カミツルギ、ボーマンダ対策もしっかりしてくれた。
パーティで速いのはこのポケモンくらいなので、他のポケモンでマンダ圏内に入れてマンダで締めることが多かった。
非常に使いやすく、安定して強いポケモンであった。
選出率≒7割の2位
・ランドロス@地面Z
【特性】威嚇
【性格】陽気
【実数値】181 - 171 - 120 - x - 101 - 157
【努力値】132 - 44 - 76 - x - 4 - 252
【技】地震/撃ち落とす/剣の舞/身代わり
【調整】
こちらの記事を参考にしました。引用OKだそうなので無断転載ですm(__)m。
出せば思った以上に活躍をしてくれるため、低速サイクルでなくてもたまに選出していた。
グライオン絡みを崩せるポケモンは他にいくらでもいるが、ミミマンダガルドの並びで出した時にきついコケコやドランへの選出抑制となりうるこのポケモンが最適であった。実際このポケモンがいない時は見た目ドランの刺さりがよく見え、選出されやすくなっていた。
このポケモンのおかげでグライ入りへの勝率が上がったので、このポケモンをラスト一枠にして良かったと思う。
最速毒グライは静かに降参ボタンを押す。
選出率≒1割の6位
・ギルガルド@食べ残し
【特性】バトルスイッチ
【性格】冷静
【実数値】167 - 70 - 170 - 112 - 171 - 72
→ 167 - 170 - 70 - 222 - 71 - 72
【努力値】252 - 0 - 0 - 252 - 4 - 0
【技】シャドーボール/毒々/影打ち/キングシールド
【調整】
HCぶっぱ、ダウンロード対策に余りD
毒持ちHCギルガルド。
テテフやグロス入りにはほぼ確実に選出した。
見れる範囲が広く、適当に出せば活躍してくれた。
持ち物は毒やキンシと相性が良い食べ残しで、耐久力を上げられて使いやすかった。
ママンボウとともに身代わりの起点になりやすいが、マンダのハイボやミミッキュの呪いがあるため安心して立ち回れた。
相手のドヒドイデに対してはギルガルドでDダウンを引くまでシャドボ連打をし、Dダウンを引くより先に熱湯で突破されそうならママンボウの願い事で回復させ、再度シャドボの試行回数を稼いでいく立ち回りが出来る。
マンダともママンボウとも相性が良いので選出率はそこそこ高め。
選出率≒5割の3位
【特性】再生力
【性格】図太い
【実数値】246 - x - 143 - 54 - 94 - 85
【努力値】44 - x - 236 - 0 - 228 - 0
【技】毒々/渦潮/願い事/守る
【調整】
H:6n(願い事、再生力の回復量最大)
B:11n
D:余り
(妥協個体のためC実数値は理想より6低いです)
構築の出発点であるメガラブカス。
単水という弱点を突かれにくいタイプで、BDに努力値を割いているため幅広い範囲のポケモンを受けることが出来る。
このポケモンを選出するときは大抵初手に出して毒を入れにいっていた。
技はダメージソースの毒々、回復技の願い事守るを確定。ラスト一枠は、シーズン2の時はサイクルで面倒くさくなったポケモンを強引に処理できるミラーコートを採用していたが、ママンボウを出さない選出が増えたのもあって、ミラコを打つ機会は減っていた。
よって主にミミッキュへの遂行力を早めること、挑発ギャラに抗うことを目的として渦潮を採用した。マンダを通す立ち回りをする際に、ミミッキュの皮を剥ぎつつ削りを入れ、マンダのハイボ圏内に入れられる点が熱湯などには出来ない優秀な点であった。
またこれは予期していなかったが、毒と渦潮を合わせることにより、擬似的に相手の欠伸ループを抜けることも出来た。
ポリ2などめんどくさい相手に毒々のターンを稼ぎ裏のポケモンの圏内に入れる動きも渦潮ならではである。
滅んだアシレーヌを縛って相手を絶望させたこともある。
なおママンボウの渦潮の火力がゲッコウガの手裏剣1発よりも低いことはあまりにも有名。
筆者はママンボウが好きなわけではなく、毒願い事サイクルという特殊な戦法が楽しいから使っているだけである。デザインならラブカスのほうが好きなんだよなあ。
よく活用したダメ計(被ダメ)↓
+2A143ミミッキュのぽかぼかフレンドタイム…86.9~102.8%
C211リザYのソーラービーム…82.9~97.5%
選出率≒4割の4位
・ニドクイン@命の珠
【特性】力尽く
【性格】控えめ
【実数値】193 - x - 108 - 139 - 109 - 97
【努力値】220 - x - 4 - 252 - 28 - 4
【技】毒々/大地の力/火炎放射/冷凍ビーム
【調整】
C:ぶっぱ
BD:ダウンロード対策
H:余り
S:余り
コケコキラーのニドクイン。相手のパーティに電気がいる時はママンボウと合わせてよく出した。
並の攻撃なら1発耐えて高火力広範囲技を打てるため、刺さりが良い相手にはママンボウと組まずともよく出した。
技は範囲の広い大地、放射、冷ビは確定。ラスト一枠はヘドウェにしていたが、ポリ2やクレセなどの数値受けが厳しく、またこのパーティに関してはヘドウェを打ちたい相手の殆どは毒々で事足りるため、毒を採用した。
これによりポリ2をマンダで突破出来るようになったので正解だった。
地面炎氷の範囲は優秀で、低速サイクルにも強めなポケモンであった。
Sが低いのが難点だがよく活躍してくれた。
良く活用したダメ計(被ダメ)↓
+1C163ポリZの冷凍ビーム…78.7~93.2%(ステロ込確定耐え)
+1A166メガマンダの恩返し…82.3~96.8%
C222メガゲンガー、ギルガルドのシャドーボール…48.1~56.4%
C147コケコのめざ氷…32.1~38.3%
選出率≒3割の5位
〈選出〉
ママンボウで詰ませるとき…相手に高速電気がいたらニドクイン確定。それ以外の場合はガルド、マンダ、ミミッキュ、ニドクインから柔軟に選出していく。ガルーラ軸、ロップ軸、グロス軸はよくママンボウで積ませる立ち回りをした。
マンダを通すとき…ミミッキュ、ガルド、ママンボウ、ニドクインから柔軟に選出する。ママンボウはギャラ入りによく出す。またゲッコウガを誤魔化せるのがママンボウとミミッキュくらいしかいないので、ゲッコウガ入りにもママンボウはよく出した。
対低速サイクル…ランドニドクインは大抵出す。他はガルドマンダ稀にミミッキュから選出する。
〈きついの〉
起点作りカバルドン…一撃で倒せるポケモンがいないどころかオボン込2発で倒せるポケモンがニドクインしかいない。よって誰かが眠ってしまうので、ミミッキュやマンダを駆使して裏の積みエースを対処するしかない。
リザY…初手に出されたらパーティが半壊する。キツすぎてリザYを出された対戦はほぼ負けみたいなところがある。
ゲッコウガ…ママンボウの毒で頑張るかミミッキュをぶつける。マンダが縛られるのが非常に辛いところ。
今回このパーティを使ってみて、最も収穫だったのは守るミミッキュを発掘できたことでした。守るなんて技はターン稼ぎが重要なこのママンボウ入りパーティを使ってなかったら正直思い浮かばなかったし、その点で今季ママンボウを使ってみてよかったと思います。Z消費後の起点回避性能が高い最速AS呪守ミミッキュ、皆さんも使ってみてはいかがでしょうか。流行ったら起源主張します笑。
これまで偶数シーズンでしかレート2000を超えたことが無かったので、今季上手くいくか不安でしたが、思ったよりすんなり2000に乗ることが出来て良かったです。地味に今季最高が自己最高レートと同じレートでした。もう少し頑張りたかったですが、リアルの都合により少し早めに撤退することにしました。
最後に一言。
俺が最強のママンボウ使いだ卍。
TNキャノン
最高レート2051
最終レート2000
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