【USM S9中盤使用構築】対面ガルゲンビビヨン改【2000達成】
こんにちは、キャルです。
シーズン序盤~中盤で回していた構築がレート1900前半で行き詰まったため、以前から考えていたシーズン6の構築の改案を回してみたところ見事レート2000を達成することが出来ました。
しかし同じパーティをサブロムで回していてもずっと2000に届かず1800~1900後半をうろうろしていたのと、他に試したい構築があったので、諦めて記事を公開することにしました。
以下 常体
<変更点>
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∀
シーズン6の頃は誰がどう見てもコケコが重い。実際コケコが見えた途端に勝率が10%以下にまで落ちていた(気がする)。そしてシーズン7からカバマンダガルドが増加し、その並びにコケコがよくいるので、コケコ入りへの勝率を少しでも上げることが改案に求められた。
そこで思いついた案が、ゲンガーをタスキからメガに、ゲッコウガをZからタスキに変更することであった。これによりコケコ入りへの勝率を60%~70%ほどにまで高めることが出来た。ゲンガーは同速勝ちにより約50%で倒せ、ゲッコウガはタスキを盾に突っぱりボルチェンの裏から出てくるポケモンに激流波乗りで負荷をかけていく。またゲッコウガが挑発を持っているので、重かったギャラドスやボーマンダの起点にならず、処理が楽になった。
他の変更点はガルーラを陽気から意地にしたことくらい。
※シーズン6の頃のパーティの詳細は以下参照
<個別解説>立ち回り重視
・ビビヨン@食べ残し
【特性】複眼
【性格】臆病
【実数値】161 - x - 70 - 137 - 70 - 155
【努力値】44 - x - 0 - 212 - 0 - 252
【技】暴風/眠り粉/身代わり/蝶の舞
<調整>
H:16n+1
S:ぶっぱ
C:余り
変更点なし。ゲンガーがメガになったことでこごかぜを撃てる範囲が広がったのと影踏みになったことで起点作り性能が上がったため、以前よりも出す頻度がかなり上がった。やはりミミッキュを起点に出来る性能が素晴らしい。
相手の裏に草タイプがいる場合はほぼほぼ即バックしてくるため、一旦身代わりから入るのが正解。他にも蝶舞を積んでおらず身代わりを残した状態でミミロップと対面したときは相手の身代わり警戒で眠り粉ではなく蝶舞から入るなど、意外と立ち回りを心がける必要がある。
このポケモンを使っているときが一番 "ポケモン" をしている実感がある。ギャラドス起点にするの楽し~。
・バシャーモ@命の珠
【特性】加速
【性格】うっかりや
【実数値】155 - 145 - 90 - 178 - 81 - 128
【努力値】0 - 36 - 0 - 252 - 0 - 220
【技】大文字/飛び膝蹴り/めざ氷/守る
<調整>
C:ぶっぱ
S:1加速で最速ゲッコウガ抜き
A :余り
変更点なし。このポケモンを出すときは基本的に終盤のお掃除として出す。S+1でコケコを抜けないが、Cに補正をかけないと文字でコケコを倒せないのでうっかりや一択。コケコに対して死に出しすることはほぼ無いのでこれで良い。
ちなみに2加速してもスカーフゲッコウガを抜けないのでそこらへんは上手く立ち回る。
また最近よくあるH-D:197-130マンダにめざ氷が84~100.5%で基本落とせないため、マンダはゲンガーでこごかぜをすることを心がける(倒せないが、めざ氷圏内かつ加速の起点に出来る)。
・ガルーラ@メガ石
【特性】肝っ玉→親子愛
【性格】意地っぱり
【実数値】181 - 161(194) - 100(120) - x - 100(120) - 142(152)
【努力値】4 - 252 - 0 - x - 0 - 252
【技】捨て身タックル/炎のパンチ/不意打ち/グロウパンチ
<調整>
ASぶっぱ余りH
性格を陽気から意地に変更。準速にしたことにそこまで不便を感じず、火力があって助かった場面が多かったので、正解だったと思う。
ゲンガーとの2メガになったことで選出率は下がった。主に低速気味のサイクルや積み展開系に出していく。特にバンギ軸。
受けルや低速サイクルはビビヨンと合わせてほぼ確実に勝てる。
・ゲンガー@メガ石
【特性】呪われボディ→影踏み
【性格】臆病
【実数値】135 - x - 81(101) - 182(222) - 95(115) -178(200)
【努力値】0 - x - 4 - 252 - 0 - 252
【技】シャドーボール/ヘドロ爆弾/凍える風/気合玉
<調整>
CSぶっぱ余りB
タスキからメガに変更。コケコに同速勝負を仕掛けられる。メガにしたことで対応範囲が格段に広がったように感じた。特にゲッコウガに強くなったのが良き。ビビヨンとの相性もさらに良くなった。
基本2番手として出し、初手のゲッコウガで削りを入れたポケモンを倒しつつ後発のバシャやビビヨンへつなぐのが主な立ち回り。選出画面でそのムーブが描けるかを考えていく。
技に関してはシャドボ、ヘド爆、こごかぜまでは確定。気合玉は鋼やノーマルへの削り及びゲッコウガへの打点として入れた。重いロップに勝てるようになる「守る」も一考。
カードの絵、めっちゃイキってて好き。
#ロップに素ゲンガー投げて恩返し呪ってビビヨンで蝶舞
【特性】化けの皮
【性格】意地っ張り
【実数値】155 - 143 - 118 - x - 126 - 118
【努力値】196 - 156 - 140 - x - 4 - 12
【技】じゃれつく/シャドークロー/影打ち/剣の舞
<調整>
だいたいABミミッキュ。ちょっと速い。
変更点はHとSを上げてBを下げたことだがQR的には変更なし(前の記事のQRは同じ調整)。ややこしい。
正直一番型に迷ってた。ただバシャに対して安心して繰り出せるのでその点ではABで良かったかも。前のはマンダが重かったためフェアリーの方のZ一択だったが、メガゲンガーのおかげでマンダをミミッキュで見る必要がなくなったため、どっちのZがいいか今でも分からない。
皮による行動保証が優秀だが、明確な役割があまりないので割と出しづらい。バシャを重く見る時によく出す印象はある。ゲッコウガがZじゃなくなったので一緒に出しやすくなった。というかほぼほぼ一緒に出してる。
対策されすぎてて動きづらいの一言。
ゲッコウガ@気合の襷
【特性】激流
【性格】臆病
【実数値】147 - x - 88 - 155 - 91 - 191
【努力値】0 - x - 4 - 252 - 0 - 252
【技】波乗り/悪の波動/水手裏剣/挑発
<調整>
CSぶっぱあまりB
激流水Zのキャノンゲッコウガだ!とか言ってドヤってたけど思いの外他に使ってる人が多くて萎えたのでタスキに変更。これによりコケコ入りをコケコの裏から負荷をかけていって実質2-2の状態でゲンガーコケコの同速勝負に持ち込ませることが出来る。
一貫性を取っていれば激流波乗り&手裏剣の削り性能はやはり素晴らしい。
ゲンガーと共に出す場合…バシャを重く見る場合以外は基本初手に出して削りにいく。初手ミミッキュ対面は悪波から入り、怯むor剣舞なら波乗り+手裏剣で落としに行く(手裏剣3~4発なら落ちる)。じゃれから入ってきたら剣舞警戒で波乗りを撃つ。倒されたら裏のゲンガーで落としに行く。相手の二番手ミミッキュは、こちらの裏がゲンガーバシャーモなら手裏剣で削る。ゲンガービビヨンなら剣舞がきついため挑発から入り、ゲンガーのこごかぜでビビヨンへとつなぐ。
ガルーラと共に出す場合…初手に出し、挑発を絡めて耐久ポケをガルーラ圏内に入れるか、終盤の詰めとして後発におく(この場合はガルーラを初手から投げて良さそうなとき)。
このパーティに出てくる初手ゲッコウガは9割方スカーフなので、初手ゲッコウガ対面は迷わず波乗りを押してとんぼの裏から来るポケモンに負荷をかける。相手のスカーフゲッコウガ自体は裏のメガゲンガーで処理が可能。なんならこごかぜ2回入れてビビヨンの起点にしていく。初手コケコ対面も同様。ボルチェン、とんぼからマンダ出すガイジやめろ。
挑発が非常に優秀で、ギャラやマンダの起点回避のみならず、耐久ポケの回復技も封じる事ができる。対面構築ではかなり優秀な技だなと思った。
ちなみに対面構築にいるゲッコウガは99%水Zor激流タスキ、ここテストに出るよ。
<選出・立ち回り>
vsカバマンダガルドコケコゲッコウガ
100%初手スカーフゲッコウガorコケコなので、初手ゲッコウガで波乗りを撃って裏から来るカバを倒す。HDカバは落ちないがカバマンダのカバ(H-D:212-110)なら確定で落とせる。滅多にいないがマンダを出してくるやつには波乗り連打が多分正解。
カバと1-1を取ったらゲンガーを出す。ゲコorコケコが来たらそのまま倒す。マンダが来たらこごかぜでバシャ圏内に入れ、バシャで守るをはさみつつマンダを倒す(2加速した状態でゲコorコケコと対面させる)。ラストコケコには文字、スカーフゲコには3加速してないと抜けないので守ってから文字で勝ち。
vs低速サイクル、受けループ
グロパンガルーラで荒らして、バシャーモでドヒドイデ呼んで、ビビヨンでドヒドイデを嵌めて勝ち。岩封グライは負け。
vsロップ軸
レヒレがいたらほぼ負けだが、いなかったらワンチャン。頑張ってビビヨンで舞って勝つ。そもそも対面構築はロップ軸に弱いので勝てたらラッキー程度に考える。ゲンガーに守るを採用すれば余裕で勝てそうなので誰か試してみて。
vsその他
通りに良い3体で対面の動きをすればいい。使ってみれば分かるが、かなりやることが分かりやすいと思う。
<きついの>
カプ・テテフ: スカーフだった場合勝率20%!w ゲンガーがタスキじゃなくなって重くなったポケモンの一つ。
カプ・レヒレ: バシャ、ゲコ、ビビヨンが止まる、出しづらい。ビビヨンは後出しレヒレに勝てはするが裏を倒せるわけでもないし、グロスかなんかに即バックされたら終わるから出せない。
ロップ軸: 前述の通り
ランドバシャカグヤ: ゲッコウガを上手く使わないと勝てない。選出はゲッコウガ ガルーラ ミミッキュになると思う。
ウツロ入り低速サイクル: 要はビビヨンがウツロイドで止まるのでガルーラで頑張るしか無い。
雨パ: らぐにしゅりけんいっぱいあてよう
今回の構築はコケコを意識してシーズン6のパーティを改めたもので、タスキゲンガー+ガルーラという当初のコンセプトと違っているので改良とは言えません。実際この変更で重くなったポケモンもいます。ですが各ポケモンの強みを発揮しているという点は変わっておらず、動かしやすさも健在でした。今の環境に合っているのはどちらかというとこちらだと思うので、ぜひ下のQRを使ってみてください。一応S6の方のQRも載せておきます(既にたくさんのご使用ありがとうございます)。
▲今回の
▼シーズン6の
残りのシーズン9は別の構築で最高レート目指して頑張ります。それではまた。
<戦績>
TN キャノン:最高2001
TN Xe:最高たぶん1975