【7世代】【単体考察】呪いのお札(霊プレート)ギルガルド
こんにちは、キャルです。お札ギルガルドを使ってS4レート2000を達成し、その活躍からポテンシャルを感じたので単体考察記事を投稿します。S4の構築記事はこちら。
以下常体。
来たる第7世代、新システム「Z技」が登場した。元々サイクル戦に向いていたポケモンであるギルガルドはZ技によりさらなる崩し性能、単体性能を得た。今やPGLの持ち物ランキングではゴーストZが47.7%の所持率でダントツの1位である(S4最終)。自分もサンムーンのS2ではゴーストZを持たせていたし、その強さを実感していた。
しかし使っていくにつれてゴーストZの使いづらさも覚え始めた。それはZ技読みで交換され、Zで落としたい相手を落とせなくなる場面が多かったこと、そのことを考慮してしまうなどして元々択ゲー製造機であるのにさらなる択ゲーを生み出してしまうこと、Z消費後にテッカグヤやドヒドイデなどの耐久ポケに簡単に受けられてしまうことである。
そこで私はZを打ち込みたい相手は誰かと考えた。私の場合それは霊獣ボルトロスであることが多かった。Zによる火力補強がないとシャドボを2発打ち込まないといけないが、ボルトロスが悪巧みを持っている場合、10万と悪巧み、キンシとシャドボという分が悪い択になってしまう。たとえ悪巧みを持っていなかったとしても、10万+電気Zで落とされてしまうため、ゴーストZが温存されていなければとても勝てない対面となってしまう。
ギルガルドによるゴーストZでほぼ全てのボルトロスは確定一発である。そう、影打ちを打つまでもなく一発で落とせるのだ。ここで私は気づいた。ゴーストZは過剰火力であると。Z使用時のシャドーボールの倍率は2倍であるが、そこまで高くしなくても少し火力を上げるだけでシャドボ+影打ちでボルトロスは落とせるようになる(通常のシャドボ+影打ちでボルトロスへの与ダメはだいたい85%)。
そこで私は火力アップアイテム、呪いのお札を思い出した。ゴースト技の威力を1.2倍にするこの持ち物は私のやりたいこと全てを満たしていた。たいていのボルトロスはシャドボ+影打ちで確定で落とせるようになるのはもちろん、他のポケモンの確定範囲も増え、消費しない。呪いのお札はサイクル性能を上げるのに優秀で、第6世代で一定数使われていて(それでも高くて2%程度であるが)、今ではZの影に隠れ0.35%の所持率である(S4最終)。確かにZより弱い面もあるが、択ゲーを増やさず、継続的に高めの火力を出せるので、Zとはまた別の強さを見出すことができる。そこで呪いのお札のメリットとデメリットについて詳しく述べていこうと思う。なおギルガルドの調整は以下のものを使用する。
冷静ギルガルド@呪いのお札
努力値 HC252,D4
実数値 167-x-170-x-171-70 ↔ 167-170-70-222-71-70
技 シャドボ/影打ち/毒々/キンシ
<メリット>
①(常に)シャドボ+影打ちの範囲が広がる
前述の通りボルトロスを安定して対面から狩れるようになるだけでなく、Z打ってこない読み(持ってない読み)で出てくる、メガしていないリザードンを耐久振りでなければ影打ち圏内までシャドボで削ることができる。弱保とは違い相手依存しないのも良い。命の珠は自慢の耐久を削ることになるためおすすめしない。正直これはZの方が範囲を圧倒的に広げられるので、「常に」というのをひとまず言っておく。
②影打ちの火力アップ
主に一回身代わりを貼ったCSメガゲンガーに対してのことだが、火力アップした影打ちにより68.1%〜81.4%削ることができるため、催眠ゲンガーに対して比較的強くなれる。ただこの火力アップに過信しすぎるとミリ耐えされ返り討ちに会いがちなので、対ゲンガー以外ではあまり頼らない方が良い。せいぜい意地マンムーの礫程度と覚えておこう。
③択ゲーを増やさない。
ゴーストZだと、交換によるZ透かしを考慮する必要があったり、例えば初手ガルドテテフ対面で交換読みZを打つか、温存しておくかで択が発生し、また対守る持ち耐久ポケでは択が顕著になる。だが呪いのお札は消費アイテムでは無いのでそのような択は増やさない。
④対耐久ポケへの性能アップ
特に分かりやすいのは対ドヒドイデである。火力アップ無しだとH252D4振りドヒドイデに対してシャドボが38.8%〜46.4%であり、黒いヘドロと自己再生ですぐ回復が間に合ってしまい、たとえDダウンを引けたとしても再生力発動も兼ねた交換により再び受けられる態勢ができてしまう。Zを使えば大丈夫かもしれないが、思ったよりドヒドイデと対面する前に消費してしまうことが多い。そうなるともはやドヒドイデの突破はギルガルドではほぼ不可能となる。しかし呪いのお札を持たせることによりシャドーボールで継続して47.7%〜56%のダメージを与えられ、Dダウンを考慮すればヘドロ込みでも回復を間に合わせなくできる。これが消費しない火力アップアイテムの強みと言える。
⑤見えない弱保、ゴーストZ
弱保やゴーストZは有名なため相手に余計な読みを強いらせることができる(ガンガン弱点が飛んで来るのでそんなことはない気はするが )。
⑥Z枠が空く
構築の幅が広がる。
<デメリット>
①ゴーストZより範囲は狭い
お札シャドボ+影打ちで落とせず、ゴーストZでは落とせる相手はもちろん多い。特にジャローダやクチートと対面するときはいつもゴーストZだったらなあと思う。
②叩きのダメージが上がる
正直そこまで気にならない。
③ガルドミラーに弱い
相手のギルガルドがZ持ちならキンシしてもZ+シャドボで落とされ、キンシしなくてももちろんZで殺される。こちらのお札シャドボは相手のギルガルド(H252D4シールド想定)へ超低乱数(6.3%)であり、相手のガルドがこちらより遅かったら返り打ちにされる。
以上のメリット・デメリットがある。使用感としてはメリット③と④は顕著に現れ、使いやすさを覚えた。ただ同時に大きなデメリットであるデメリット①もたまに頭をよぎった。総合的に考えると私はお札のおかげで勝てた対戦も多かったし、パーティに合っていたからかもしれないが、ゴーストZより良いと感じた。呪いのお札は単にゴースト技1.2倍という大して特徴もない汎用アイテムであり、文面だけでは良さを語り尽くせないこともあるので、ぜひ皆さんにも実際に使ってみて、その安定感を実感していただきたい。
最後にダメージ計算を載せておく。
<シャドーボール>
H164D12霊獣ボルトロス67.4%〜79.4%
H212D4霊獣ランドロス 61.7%~73.8%
H212D220チョッキ霊獣ランドロス 32.9%〜39.2%
無振りカプ・コケコ 87.5%〜103.4%
無振り素リザ 75.1%〜88.8%
H252ジャローダ 57.6%〜68.1%
H252D4ドヒドイデ 47.7%〜56%
無振りドリュウズ 76.7%〜90.8%
H204サンダー 57%〜68%
H244D12テッカグヤ 48.7%〜57.6%
H244D228補正有りテッカグヤ 35.9%〜42.8%
H4メガボーマンダ 63.7%〜76%
H212D228補正有りメガボーマンダ 40.1%〜47.7%
無振りメガバシャーモ 77.4%〜91.6%
H252D4ギルガルド 83.8%〜100.5%
<影打ち>
無振りメガバシャーモ 29.6%〜35.4%
無振りメガゲンガー 68.1%〜81.4%
H4振りミミッキュ 70.2%〜83.9%
H52B4振りウルガモス 32.3%〜38.3%
<シャドーボール+影打ち>
(耐久に多く振った)H164B4D12 霊獣ボルトロス 96.5%~
無振りリザX 98.6%~
お札ガルドの活躍したBV↓
5SXG-WWWW-WWW8-3Z5C
Twitter:@scanpoke777
【SMシングルS4】ガルガルドスタン【最高・最終レート2051】
2つめの投稿!シーズン4にレート2000超えを果たしたので構築記事を投稿しようと思う。
~パーティ概略~
~パーティコンセプト~
ガルーラ・ギルガルドの高耐久高火力の等倍で相手をゴリ押す。
~個別解説~
- ミミッキュ@フェアリーZ
【特性】化けの皮
【性格】陽気
【実数値】131 - 142 - 100 - x - 125 - 162
【努力値】4 - 252 - 0 - x - 0 - 252
【技】じゃれつく/影打ち/挑発/剣の舞
<調整>
ASぶっぱ余りH
挑発持ちの陽気なミミッキュ。ギルガルドがいるためシャドークローを必要としない場面が多いと思い挑発を仕込んだ。実際シャドークローを打ちたい場面はなく、挑発はここぞという時に活躍してくれた。化けの皮が強く、裏のポケモンで相手を削ったあと終盤のお掃除役として活躍してくれた。積みポケのストッパーとなるので、ギルガルドを切り気味に動かすときキングシールドを打ちやすくさせてくれた。文句なしに強い。
選出率は、レート最終日の44戦中24回出しており、2位であった。
- ヒートロトム@炎Z
【特性】浮遊
【性格】控えめ
【実数値】155 - x - 127 - 171 - 128 - 109
【努力値】236 - x - 0 - 244 - 4 - 20
【技】放電/オーバーヒート/ボルトチェンジ/めざ氷
<調整>
S:S20振りレヒレ(85族)抜き
D:ダウンロード対策
H,C:余りでHは奇数
環境に刺さってそうな浮いてる&炎枠。カグヤに滅法強いためカグヤ入りには積極的に出していた。流し際の炎Zの火力も素晴らしかった。ただsが低く耐久もたいして無いため役割を明確にして使わないといけない。カバルドンやボーマンダにも比較的強く出れたので十分な活躍をしてくれた。
選出率は 14/44で5位タイ
- ガルーラ@ガルーラナイト
【特性】肝っ玉 → 親子愛
【性格】意地っ張り
【実数値】203 - 156 - 100 - x - 100 - 125
→ 203 - 189 - 120 - x - 120 - 135
【努力値】180 - 212 - 0 - x - 0 - 116
【技】恩返し/炎のパンチ/不意打ち/猫騙し
<調整>
S:最速70族抜き
H:6n-1
A:余り
203ガルーラ。自慢の耐久を活かすために捨て身ではなく恩返しを採用している。猫恩返しや猫不意が強かった。等倍相手には基本殴り勝て、タイマン性能が高く多くのポケモンを見れたため順当に強かった。特に語る必要のないポケモン。
選出率は23/44で3位
- ギルガルド@呪いの御札
【特性】バトルスイッチ
【性格】冷静
【実数値】167 - 70 - 170 - 112 - 171 - 70
↔ 167 - 170 - 70 - 222 - 71 - 70
【努力値】252 - 0- 0 - 252 - 4- 0
【技】シャドーボール/毒々/影打ち/キングシールド
<調整>
H,C :ぶっぱ
D:ダウンロード対策
自慢の呪いの御札ガルド(ゴースト技1.2倍)。この神アイテムにより、ドヒドイデの回復を間に合わせないようにしたり、シャドボ+影打ちの範囲を広げるようになった。呪いのお札について詳しくはまた単体考察記事で書こうと思う。とりあえずゴーストZと違い、択ゲーを増やさない、単純にZが重複しない、ゴースト Zで倒したいような相手がお札シャドボ+影打ちで倒せることが多いとだけ述べておく。
ポリ2などの耐久ポケを殺すために毒々を採用している。レヒレのミストフィールドとアンチシナジーかも知れないが、レヒレを出す前に毒を打っていたり、上手くターン調整できていたりしたので全く気にならなかった。
Sに関しては実数値69~71なら何でも良かったがクチートを抜いているかどうか分からないのがかなり気になったため69の方が良さそう。
基本的に初手で出し、選出率は38/44で堂々の1位
~追記~単体考察記事を投稿しました。
- カプ・レヒレ@食べ残し
【特性】ミストメイカー
【性格】控えめ
【実数値】175 - x - 142 - 143 - 151 - 118
【努力値】236 - x - 52 - 116 - 4 - 100
【技】波乗り/ムーンフォース/自然の怒り/挑発
<調整>
https://yakkun.com/sm/theory/n650
↑ポケ徹の調整をSとDだけ変えてもらってきた。
害悪殺す&カバ入りに強く出れるポケモン 。Sをここまで振ることでほぼ全ての耐久振りロトムを抜けたり、大抵のヒードランを抜けたりするので使いやすかった。ガルドの苦手とするグライオン、ヒードラン、バルジーナ、サザンドラなどへの安定した受け先として活躍してくれた。有利対面自然の怒り連打楽しい(^^)
選出率は16/44で4位
【特性】威嚇
【性格】陽気
【実数値】164 - 193 - 117 - x - 100 - 155
【努力値】0 - 220 - 52 - x - 0 - 236
<調整>
S:準速スカーフガブリアス抜き
B:補正無しA252振りリザXの逆鱗確定耐え
A:余り
序盤の削りや終盤のお掃除、積みポケのストッパーと色々できる陽気スカーフランドロス。レートが上がるにつれてスカーフランドロスは見なくなってきたので、あまり読まれなかった気がする。地震、とんぼ返りは確定として、岩技は比較的命中安定の岩石封じを採用。岩石封じの火力不足に困った場面は無く、むしろランドロスを切り気味に動く際に裏のポケモンのお膳立てとして上手く機能していた。ラスト一枠はステルスロックを採用。馬鹿力もはたき落とすも打ちたい場面が無く、ステロは初手の有利対面で押せたり出来たのでこれで良かったと思う。またスカーフと読まれないという副産物も得られる()。相手のパーティにマンダまたはカグヤがいるだけで出せなくなっていたので選出率は控えめ。
選出率は14/44で5位タイ
~立ち回り~
ガルド+αで削ってミミッキュでお掃除、ガルド・ガルーラ+αでサイクルを回すなど
~きついパーティ、ポケモン~
・メガバナ軸 バナが突破できない・・・。
・ポリ2グライ ポリ2の処理はガルドの毒に頼りがちなのでこの並びは辛い。
・ゴツメランドロス・ゴツメカバ ロトムかレヒレを選出していないとしんどい。
・リザYクレセ 無理
シーズン4は色々なパーティを使って勝てるパーティを模索していたが、このパーティはやることが分かりやすく各ポケモンの単体性能も高いため非常に使いやすかった。これからパーティを組むときにはそういったことを心がけていきたいと思う。
今シーズンはシーズン2につづいて2回目の2000達成で、2050超えは今回が初めてだったのでとても嬉しかったです。次からのシーズンでは2100を目指して頑張っていきたいと思います!
それではお疲れ様でした。
最高・最終2051
twitter: @scanpoke777
【SMシングルS2】〈奥さまたちの〉井戸端会議構築 ~ガルと女帝とマンボウと~【最高レート2008】
初投稿。ポケモンサンムーンシングルレートシーズン2においてレート2000超えを果たすことが出来たので、構築記事を書くことにした。
~PT概略~
~パーティ構築経緯~
ある日、マイナーポケモン好きな友達からママンボウが強いらしいと聞いた所よりスタート
↓
種族値を見たら物理ちょー固そう。再生力もあるし。物理受けで使おうかなあ
↓
HP高いな。ラッキーやハピナスの例もあるしDに努力値割いたら特殊にも強くなるのでは
↓ ダメ計(BDぶっぱで)
レボルトの10万低乱1だと・・・!?しかもミラコ覚えるやん!
物理方面もスイクンより固いんだが
↓
ママンボウ採用
↓
ママンボウは願い事あるし毒守で使おう。そしたら毒のターン稼ぎとして高耐久の猫だま持ちや、自然と守るを入れられる高耐久ポケが欲しいなあ。あれ?
↓
ガルーラ、ギルガルド採用
↓
出来たらママンボウの願い事有効活用したいなあ。ん?マルスケ?
↓
カイリュー採用
ここまでで電気が一貫していたため、コケコカグヤの並びにも強いニドクインを採用。
残り一体は積み技対策としてエルフーンを採用。
やったパーティ完成だ!
ん?ガルとクインとママンボウって何か共通点あることね?
<<<奥さん>>>
↓
井戸端会議構築、誕生
ママンボウが♂なのは知らない
~コンセプト~
ママンボウで毒打って、高耐久(、高火力)ポケでサイクル回す。「削り」に重点を置いた。
~個別解説~
【特性】再生力
【性格】図太い
【実数値】240 - x - 145 - x - 97 - 86
【努力値】x - x -252- x - 252 - 4
【技】どくどく/ミラーコート/願い事/守る
<調整>
H : 3n
B, D : ぶっぱ
S : 余り
(再生力や願い事があるためもう少し調整の余地があったかも)
<耐久目安>
・物理耐久
特化珠バシャーモの飛び膝蹴り 51.7~61.2 %
無補正特化A2↑珠ミミッキュのじゃれつく 53.8~63.8 %
・特殊耐久
無振りC1↑ポリゴン2の10万ボルト 60.0~70.8 %
無補正特化カプ・コケコの10万ボルト 97.5~115.0 %
奥さん一人目。パーティの軸。Dに努力値を割くことで圧倒的汎用性を得た。とにかく相手に毒を入れたいため、選出するときは先発で出していく。マイナーな上、いたとしても環境にいるママンボウはたいていHBぶっぱなため、特殊方面に薄いという固定観念が存在し、そのステレオタイプがこのママンボウの強さを一層引き立てている。ミラーコートはまず読まれることがなく(PGLより採用率3.4%)、舐めてかかってきた特殊アタッカーの攻撃を耐え、高いHPも相まって一発で落とすことができる。さらにミラコを打って消耗したあとも再生力によって難なく回復できる。強い。そして何より意表がつけ(ry。物理アタッカー相手では、毒々と願い事守るで処理していく。サンムーン環境ではラム持ちポケが少ないため毒々の通りがよい感じがした。なお基本的に積み技に弱いが、一旦毒々を入れれば守ったり交換したりガルーラで猫打ったりしてなんとかなる。鋼及び毒物理には何もできないので素直に引こう。身代わりは知らない。
選出率≒8割
- ガルーラ@ガルーラナイト
【特性】肝っ玉 → 親子愛
【性格】意地っ張り
【実数値】209 - 161 - 100 - x - 100 - 114
→ 209 - 194 - 120 - x - 120 - 124
【努力値】228 - 252 - x - x - x - 28
<調整>
H : 6n-1 (ゴツメダメ最小)
A : ぶっぱ
S : 余り、準速70族抜き抜き
奥さん二人目。いわゆる209ガルーラ。サンムーンで火力は弱体化したものの、その高耐久は未だ健在である。ママンボウで毒を入れてから猫恩返しor猫不意で相手を落としていく。高耐久の猫だま持ちという理由で採用したため、火力不足についてはほとんど気にならなかった。場持ちさせたいため捨て身でなく恩返しを採用している。
選出率≒4割
- ギルガルド@ゴーストZ
【特性】バトルスイッチ
【性格】冷静
【実数値】167 - 70 - 170 - 112 - 170 - 59
↔ 167 - 170 - 70 - 222 - 170 - 59
【努力値】252 - x - x - 252 - x - 4
【技】シャドーボール/聖なる剣/影打ち/キングシールド
<調整>
H, C : ぶっぱ
S:最遅ギルガルド+1
S逆V個体の厳選中、たまたまS個体値1の個体を手に入れたため上のような調整にしてみた。妥協とは言わないで。初めは霊プレートを持たせていたがゴーストZでいいことに気付き、採用してみた所とても強かった(小並み)。基本的にママンボウの再生力発動用の交代先としての役割を担っているため、選出率は高め。聖剣持ちのため受けループにも強かったりする。
選出率≒6割
- カイリュー@拘り鉢巻
【特性】マルチスケイル
【性格】意地っ張り
【実数値】173 - 204 - 125 - x - 121 - 116
【努力値】52 - 252 - 76 - x - 4 - 124
【技】逆鱗/炎のパンチ/地震/神速
<調整>
忘れた
努力値に関しては、どっかのサイトから調整パクった挙句、振り方を間違えたような記憶があったり無かったり。フェアリー環境だったり、さらにミミッキュとかいうポケモンが蔓延していたりと逆風が多いが、やはり鉢巻逆鱗、神速の火力が魅力的。適当に逆鱗ぶっぱしてるだけで勝てる試合もしばしば。マルスケとママンボウの願い事のシナジー・・・というより単にガルドと同じく再生力発動要因として使う方が多かった感。謎調整だが、なんだかんだ強かった。
選出率≒5割
- ニドクイン@命の珠
【特性】力尽く
【性格】控えめ
【実数値】197 - x - 107 - 139 - 105 - 97
【努力値】252 - x - x - 252 - x - 4
【技】ヘドロウェーブ/大地の力/冷凍ビーム/火炎放射
<調整>
H, C : ぶっぱ
S : 余り
(ダウンロード対策するべきだったと後悔)
奥さん3人目。コケコやレボルトが辛かったので採用。あらゆる型のコケコを受けることが出来、相手の交代先に高火力技をぶち込んでいける。どの技でもコケコを確2以下に持っていけるため、交換読みもし放題。またヤケモンに選ばれるだけあって火力、耐久ともに優秀であった。ママンボウに対してやって来る電気を受ける役割があるため選出率は高い。電気がいなくても割りと刺さる相手が多かったりする。
選出率≒7割
- エルフーン@食べ残し
【特性】悪戯心
【性格】図太い
【実数値】167- x -150 - 97 - 96 -136
【努力値】252 - x -252- x - 4 - x
<調整>
H, B : ぶっぱ
D : 余り
テンプレのエルフーン。とりあえず積み技対策が欲しくて採用した。特に剣舞ガブリアスが厄介だったため適当にHBぶっぱした。他の役割としては、ママンボウでどくどく入れてから身代わり連打でターン稼ぎしたりするなど。たまにエルフの対策をしてない相手がいて、そんな相手にはこいつ一体で勝てたりもした。なお最終的にパーティーの置物と化してしまった模様。まあパーティにいるだけで相手のドラゴン技を抑制してくれているから良しとしよう。
選出率≒1割
~選出~
基本選出
- カイリュー/ガルーラ/+α
カバドリのとき。カイリュー初手で逆鱗 ぶっぱし、ドリュウズを逆鱗+ガルーラ の猫不意で処理。
受けループのとき。
~重いポケモン~
・毒々の効かない鋼、毒の物理AT。特にドリュウズ。積まれて積む。
・テッカグヤ。一応対策に使ってるニドクインも、やどまもやヘビボンがつらい。最悪願い事サイクルで宿り木のPPを枯らしていく。
・積みポケ全般。特にミミッキュはメガガルの猫が透かされるし化けの皮あるしで辛い。
・身代わり持ち。これが来たら負け試合前提で動こう。
~終わりに~
このパーティを本格的に使いだしたのがシーズン2終了の4日前くらいで、約3日でレート1600台から2000にのせることができた。思いの外勝率が良く、我ながら感動したものである。また、ママンボウの恐ろしさを世に知らしめることに貢献することに成功したのも良かった。なお私は特にマイナー使いというわけではないのでご了承を。
シーズン3以降はママンボウの苦手なクチートが登場するため、今後この構築の使用は控える予定
<成績>
最高レート 2008
最終1862
QRレンタルを公開した。ガルの恩返しは捨て身に変えている。暇があったら使ってみてはいかがだろうか。